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離島・北海道・沖縄に住んでいる方が印刷通販を利用する場合、ネックになるのは送料の問題です。なぜなら、印刷通販サイトの中には「送料無料!」と謳いながら、実際にその適用において離島や沖縄を除外するケースが多いからです。「※沖縄・離島は送料が別途必要です」といった注意書きを目にする機会も多いと思いますが、実際に多くの印刷通販サイトで沖縄・離島は送料が必要になります。一方、その常識を覆すかのように、離島・沖縄でも輸送コストがかからないサイトがあります。ここではその6社を紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
※2016年3月調査時点
プリントパックは、古都、京都に本社を構える高品質・低価格&短納期を誇る印刷会社です。カタログ・チラシ・フライヤー・ポスター、オフセットまで、豊富なメニューとサービスを提供し、蓄積されたノウハウと実績で、多彩な要望に応えられることが当社のストロングポイントです。また、DMまるごとパック、ウエディング準備、展示用フォトパネルなど、新商品・新サービスの開発にも積極的で、現在すでにハイグレードな印刷通販でありながら、まだまだ伸びしろと将来性を感じさせてくれるのも不思議な魅力と言っていいでしょう。納期は商品、注文内容、天候・交通事情などに左右されるのが常ですが、当日発送もできるなど素早い対応が目立ちます。
配送料については、印刷代金に関わらず全商品・全国送料無料!を明言しており、沖縄・離島の方でも送料コストを心配する必要がなく勇気を与えてくれます。以上、プリントパックは優秀な商品とサービスを全国津々浦々に届けてくれる、超優良印刷通販会社と言っていいでしょう。
raksul(ラクスル)は、ラクスル株式会社が運営している印刷通販です。最大の特徴は、印刷メニューの豊富さと画期的な集客支援サービスでしょう。印刷メニューでは、チラシ・フライヤー、冊子・カタログ、折りパンフレット、印刷、ポスターなどメジャーな領域をカバーしていることはもちろん、配布・ビジネス資料、パネル、バナースタンド、のぼり旗、タペストリー、うちわ、挨拶状、伝票、卓上POPなど、ナイナーナ商品や特殊印刷にも対応しています。一方、集客支援サービスでは、印刷と配布をセットにした新聞折込やポスティング、印刷と発送をセットで請け負うDM・ダイレクトメールを依頼できます。
離島・沖縄の方にとって朗報なのは、地域に関係なく出荷日の翌日から対応できる納期の速さと、「商品につき配送1箇所」において地域に関係なく全国送料無料なことです。名刺に限りメール便で190円(税別)、宅配便で470円(税別)の送料が必要ですが、これは配送地に関係ありません。
株式会社グラフィックが運営している印刷通販、グラフィックの特徴はトータルバランスに優れていることです。名刺からスタンプカード、診察券、ポストカード、はがきDM、ポスター、チラシ・フライヤー、冊子印刷、中綴じ冊子、クリアファイルなど‥品揃えが豊富で、校正サービス、画像処理サービス、印刷加工オプション、RGB印刷などオプションも充実させて多彩なニーズに応えることができ、24時間注文・入稿OKや学割10%OFF、パッケージサービスなど、その他のサービスにも意欲的で、全体的にバランスが良く不足するところがありません。
納期に関しても、最短で受付日に出荷できる「当日納期」を提供するなど素早い対応が目立ち、送料でも「ご注文総額2,000円以上で全国送料無料」になるなど、沖縄・離島など遠方にお住いの方でも安心して利用できる取引環境を整えています。どんな商品でも早く、安く、確実に印刷できるグラフィックは、どなたにもおすすめしたい印刷通販です。
イロドリは、2011年に設立された株式会社プリマリールが運営している印刷通販。ストロングポイントは、顧客満足度の向上に直結する4つの重要な要素を満たしていることです。すなわち、低価格、短納期、安心、高品質ですが、イロドリは全てを充実させることにより、お客様満足度は高評価を得ています。商品カテゴリーは、チラシ・フライヤー、ポスター、名刺、封筒、ポストカード、中綴じ冊子など充実したラインナップで各種商品に印刷対応し、データ入稿の24時間受付やチャットでお問合せできるなど、各種WEBサービスも充実。もちろん印刷通販らしく、入稿機能やテンプレートダウンロード、見積書のダウンロードなど、入稿関連の機能もフル装備の様相で抜かりがありません。
一方、納期は特急サービスを提供して即日配送にも対応するなど短納期をポリシーとし、送料でも配送先1か所目は無料にするなど、離島の方でも利用しやすい条件を提示しています。イロドリは商品やサービスの内容や仕組みが分かりやすく、コストも地域に関係なく安いので、全国の方におすすめしたい印刷通販です。
株式会社アクセアが運営する「アクセア」は印刷通販ですが、ネットだけに偏らず、実店舗の特性も生かしながら、ネットとリアルを融合させてオリジナルの営業スタイルを確立させていることが強みです。そのため、印刷通販らしくWebサービスの充実を図りつつ、品揃えの豊富さやリーズナブルな価格を設定して顧客の評価を得ることにも成功しています。サービス面での特徴は、とにかく自由度が高くて柔軟性に富んでいること。とりわけ目玉の「フリー入稿」では、文字通り自由なスタイルでの注文が可能で、オーダー内容を定型ではなく本人の要望に合わせて自由に記入した上で注文することができます。もちろんテンプレートから選んで注文することも可能であり、選択肢を固定しないところはアクセアの持ち味といっていいでしょう。
スピード面では、最短で当日発送・当日店頭お渡し可能な短納期、コスト面では、「通常便」における全国一律の送料900円(税抜)が魅力的です。「等身大パネル」と「ダイレクトプリント(B1以上)」につき北海道、沖縄、離島への発送は別途料金になりますが、それ以外では基本的に送料は全国一律です。
プリエイトは、福岡県北九州市に本社を置く株式会社マツモトが運営している印刷通販です。派手さはありませんが、安定感のあるサービスを提供できるのが強みで、独自の技術を駆使してのレベルの高い高精細印刷や、印刷から発送まで自社で一元管理することによる安心価格の提供、時間や曜日を問わないデータ入稿の24時間受付、多彩な情報を暗号化して送信する仕組みを導入したセキュリティ対策など、安心感と頼りがいのあるサービスが目白押しです。
また、沖縄・離島の方でも積極的に利用できるよう「国内一ヵ所に限り購入金額1,501円以上で送料無料」を宣言し、最大限の配慮を行っています。加えて、プリエイトではWEBのみならず店頭、営業からの注文も受け付けており、なおかつオリジナルの注文や要望も対人で話を聞いてくれるため、印刷通販が初めての方でも安心です。
離島・北海道・沖縄に住んでいる方が印刷通販を利用する場合は、「送料無料」のサービスがある印刷通販の会社を選ぶことでコストを抑えることができます。
印刷部数や納期によっては送料の方が印刷費よりも高くついてしまうことがありますし、印刷費を調べて「この会社は安い!」と思っても、送料を含めてみれば「それほど変わらなかった…」という結果になることもありますから、「送料無料」というサービスは大きなメリットなのです。
こうした「送料無料」のサービスを受けられる印刷通販の会社は、大手の企業であるケースがほとんど。
例えば、「送料無料宣言!」を掲げている「プリントパック」では、印刷費の料金にかかわらず全国一律で送料無料です。沖縄や離島の場合でもこの送料無料サービスは適用されますから、こうした地域に住んでいても本州と変わらない金額で印刷通販を利用することができます(2020年3月時点)。
ただし、「プリントパック」送料無料の対象になるのは一箇所のみです。また、印刷通販大手の「ラスクル」も全国で送料が無料。ただし注文する商品が「名刺」の場合は、送料が有料になります。ちなみに料金は、メール便(190円税別)かそれとも宅配便(470円税別)かで利用するサービスによって変わってきます。
このような送料無料のサービスを受けることができる印刷通販の会社は、このページでもまとめていますから、ぜひチェックしてみてください。
このように便利な「送料無料」のサービスですが、初心者が陥りやすい「ワナ」があることもしばしば。
そういった「ワナ」のひとつとしてあげられるのがまず、「対象となる地域には限りがある」というケースです。
送料がネックになりがちな地域としては、沖縄や離島といった本州と陸続きになっていない地域をはじめ、北海道や九州の一部地域があてはまります。
こうした地域は「送料無料」の対象から除外されることがありますから、在住の方は印刷通販を注文する前に必ず、印刷通販会社のwebサイトの「よくある質問」や「送料について」といったページから、送料についての記載を確認するようにしましょう。
また、webサイトで「全国どこでも送料無料」と大きく謳っている印刷通販の会社であったとしても、実際には、上記のように「送料無料」の対象になる地域が限られていたり、「送料無料」が適用されるために満たさなければならない条件がいくつか設定されている場合があります。例えば、「●●●●円以上のご購入で送料無料」といったような、「印刷費が一定の金額を超えていなければならない」というケースがこれにあたります。いくらの金額から送料無料が適用されるようになるかは、印刷通販の会社によって大きく変わってきますので、チェックするようにしましょう。また複数の印刷物を注文する場合、同じカートで注文するなど、支払いを一括にまとめることができれば送料無料になる印刷通販の会社もありますので、コストを削減できるコツとして覚えておくとよいですね。
上記のほか、送料無料が適用される条件としては、「注文した印刷物が一箇所に限られること」や、「注文した商品のジャンル(チラシ、名刺など)が限られている」ケースもあります。条件に当てはまらない場合は別途の送料を求められることがありますから、住んでいる地域以外にも、送料無料になる条件を確認しておくようにしましょう。
送料が無料にならない場合、注文した印刷会社から印刷物が納品されるまで、どの程度の送料がかかるのでしょうか?
送料無料にならない場合に必要な送料は印刷通販の会社それぞれによって金額が変わってきますが、多くの場合、全国一律で設定されています。
例えば、ある印刷会社では、注文した商品の合計金額が1500円未満の場合であったり、離島などの一部エリアに発送する必要がある場合には、別途950円の送料が必要、となっています。
印刷見本を届けて欲しかったり、複数箇所に納品する必要がある場合は、それぞれ別途で1000円ほどに必要になります。
このように、送料無料が適用されるようになる合計金額や、別途必要になる送料については各会社によって異なりますので、注文する際にチェックをするようにしましょう。
また送料が地域によって変わってくる場合、そのコストは以下のような目安で見積もっておくようにしましょう。
注文した印刷物が関東から発送される場合、発送物の重量が2kg以内であれば、北海道・九州地域で1200円、東北・関西地域で880円、北陸・関東・信越・東海地域で770円、中国地域で990円、四国地域で1100円。
一部の離島地域では、上記の他に中継地からの送料が別途加算されるようになっています。発送物の重量が重くなれば値段も変わってきますので、厚さが重い印刷用紙を使用する場合などは注意するようにしましょう。