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印刷通販サービスを利用する時に知っておくと役立つ知識を集めてみました。これさえ読めば、初めての方でも安心して依頼することができるはず。
いまさらこんなこと聞けない…といった方にも活用してもらえる情報をまとめて掲載しているので要チェック!詳細に関しては各ページをよく見て確認してくださいね。
作業を行っていくうちに、これってどうすればいいの?と行き詰った経験はありませんか?そこで、いざという時でも安心して作業が行えるように、印刷に関する基礎知識をQ&A方式で解説していきたいと思います。
名刺やパンフレットといった一般的なものをはじめとして、業者によってはのぼりや横断幕といった特殊なものまで幅広く対応しているので、依頼するものに応じて業者を選んでみましょう。
まずは、各印刷物を依頼した際に発生する費用相場や適正価格を知っておくことが大切!同じ商品でも依頼する部数や納期によっても金額が変わってくるので、事前にしっかりと確認しておきましょう。
オフセット印刷は、製版をしてから印刷するためコストはかかるものの、一度に大量の印刷に向いています。
一方、オンデマンド印刷はデータを直接読み込んで出力する方法なので、必要な部数だけを印刷することが可能です。製版がないので、低コストで印刷をすることができます。インクジェット形式などで、紙に直接印刷をする印刷方法で、短い納期で少部数を印刷したい場合に使われています。
オフセットとオンデマンドの印刷の違い
について詳しくはこちら!
入稿可能なデータ形式は依頼する印刷会社によって異なるので、DTPソフトやWord/ExcelといったMicrosoft Office系ソフトなど、対応している入稿データ形式をチェックしておく必要があります。
校正とは、印刷をする前に一度仮刷りなどを行い、印刷の仕上がりの確認をしたりすること。印刷通販会社によっては、校正サービスを行っているところもあるので、プロにお任せするのもひとつの方法です。
画像を使用したデータ を入稿する場合は、印刷に適した画素数値(解像度)にしておかなければなりません。印刷会社や印刷物によって多少の違いはあるものの、一般的には印刷に適した解像度は300dpi~350dpiとなっています。
手書き原稿は、受け入れている業者と行っていない業者があるので要注意!手書き原稿をスキャンしてデータ化することで、印刷物に取り込む形式です。
印刷会社で対応している色は、基本的にはCMYKで表現可能な色の範囲とRGBで表現可能な色の範囲となっています。中には特色印刷を行っているところもあります。
入稿に対応しているフォントは印刷会社によって異なる場合もあるので、フォント対応一覧表などをチェックしておくことをおすすめします。
原稿サイズは依頼する印刷物によってさまざまな種類があります。印刷に用いる紙の厚さは、原紙1000枚分の重さが何kgになるかで厚みを表示しています。
印刷会社によって印刷物のデザインをすべてサポートしているところや、部分的にフォローしていたりする会社もあるので、必要に応じて使い分けるとよいでしょう。
PDF形式で印刷データを入稿することを指す、「PDF入稿」という言葉を知っていますか?
PDF入稿は現在の印刷通販で一般的な入稿方法になっていますが、それもそのはず、画像データやフォントデータが埋め込まれていないために起こるデータエラーなどを防ぐことができるなど、メリットがたくさんあります。「PDF入稿」を使いこなせるように、データ作成のさいのポイントもまとめていますから、ぜひチェックしてみてください。
色紙やクラフト紙など、あらかじめ色がついた印刷用紙を使用することで、インパクトあるユニークな印刷物をつくることができます。しかし、色紙への印刷は、印刷用紙の色にデータで指定した色が影響されてしまうため、プロでも仕上がりの予測をつけづらいもの。色紙への印刷をするさいに注意すべき最大のポイント、濃い色味の印刷用紙に、淡い色合いのデータを印刷しないこと。そのほか試し刷りを行うことも有効ですから、ぜひ印刷前に行うようにしましょう。
web上で印刷データのやりとりをすることができるようになり、印刷通販を簡単に利用することができる現在ですが、印刷物の基礎知識を覚えておけば、そんな様々な印刷通販サービスを便利に使いこなすことができるようになります。一方で、基本的な知識がないために、例えば印刷データを作成するにあたって注意すべきポイントなどがわからなければ、入稿のさいにデータエラーなどを繰り返してしまい、時間もコストもかさむことはもちろん、納期を過ぎて周囲に迷惑をかけてしまうかもしれません。
昔であれば専門的な知識がなければ印刷物の制作はできませんでした。しかし、初心者でも使うことができるデザインソフトやデータの形式が登場したことで、誰もが自分で印刷物を発注することができるようになっています。印刷物についての基本的な地知識をきちんと身につけることで、印刷通販を上手に使いこなし、ビジネスや趣味の活動などに役立てるようになりましょう!