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喪中はがきとは、身内に不幸があった場合、年賀状の代わりに出す挨拶状のことです。知人や友人に出すだけでなく、ビジネスシーンで取引をした方、お世話になった方に差し出すこともあります。
大量に喪中はがきの用意が必要になったとき、一つ一つ手描きをするのは大変です。そんなときは喪中はがきの印刷を受け付けている印刷会社を利用するようにしましょう。喪中はがきの印刷を行っている業者を比較しているので、ぜひ参考にしてみてください。
プリントパックの喪中はがきは、自分のデザインデータを使うことも既存のデザインから選ぶこともでき、早割サービスを使うとよりお得な価格で作ることができます。ウェブサイトで出来栄えを確認することもできるので、安心です。宛名印刷も無料なので、忙しい方には嬉しいサービスです。
ラクスルで喪中はがきの作成では、かかる費用は他社と大きな差はありませんが、無料のデザインテンプレートの豊富さと宛名印刷・送料無料に加え、希望の場合投函代行まで行ってもらえます。最短の場合1営業日での出荷も可能なので、忙しい方や急いでいる方にはありがたいサービスです。
プリントネットでは、喪中はがきは『胡蝶蘭』をデザインした通常の郵便はがきへの印刷となります。はがきの用意もプリントネットがしてくれるので手間いらず。デザインは豊富に揃ったテンプレートから簡単に選ぶ作成することができるので、苦手な方でも簡単に発注することができます。
故人を偲ぶ気持ちを表すのにぴったりな、優しい色彩の喪中はがき用オリジナルデザインテンプレートが多数そろっています。ホームページの指示通りに入力するだけの簡単な手順で作成することができます。24時間サポートサービスもあるので、初めての方でも安心して発注することができます。
キングプリンターズでは、インターネットでの入力だけで喪中はがきの準備や宛名書きまで発注することができます最小ロットは8枚となっているので、必要な分を無駄なく発注することができます。郵便はがきは「胡蝶蘭」を使用し、料金にははがき代も含まれて表示されています。
40年以上の信頼と実績のある東京堂印刷株式会社の印刷通販会社として立ち上げられたアルプスPPS。丁寧でスピーディーな仕事はお墨付きです。画面に表示される手順に従って必要事項を入力していくだけの簡単操作で作成することができるので、初めてでも安心です。
高性能レーザープリンタによる印刷で、4部から少数でも利用できます。リーズナブルで急ぎの場合にも対応してもらえます。はがきは切手の絵柄が「胡蝶蘭」の郵便はがきを使用。はがきの用意は不要で、印刷料金に含まれています。テンプレートを使用した注文になるので、誰でも簡単に注文することができます。オプションでExcelデータも使える宛名印刷もあり便利です。
ウエーブでは、自由なデザインで喪中はがきを作成することができます。注文枚数によって印刷方法や用紙が選べます。喪中はがきにはサテン金藤という上品で高級感のある光沢を抑えた用紙がおすすめです。わからないことはコールセンターで丁寧に対応してくれるので安心です。
喪中はがきに特化したテンプレートも複数用意されているので、初めての方でも簡単に作成することが可能です。官製はがき、私製はがきのどちらでも対応しているなど、幅広いご要望にお応えしています。24時間受け付けており、特急仕上げも可能です。
喪中はがきには一般的なはがきの用紙が使用されますが、それぞれにどのような違いがあるのかをチェックしてみましょう。
1平米あたり20グラム前後の一般的な用紙です。ツルツルとした肌触りで、一般的なはがきに多く取り入れられています。商業印刷にもよく取り入れられているので馴染み深いかと思います。コート紙は文字やイラストだけでなく写真の再現性も優れています。喪中はがきだけでなく、年賀状、寒中見舞いなど様々な挨拶状に利用することができます。
少し青みがかったような白色をしており、カラーを鮮明に映すことができます。しかし、印刷することに向いている用紙なので、鉛筆で書き込んだりスタンプを押すのには不向き。ツルツルとしているのでうまく反映されず、滲みやすくなっています。レーザープリンター、インクジェットプリンターでの印刷にも不向きな用紙となっているので注意しましょう。
コート紙よりも光沢を抑えたものがマットコート紙となります。落ち着いた印象を与えることができるので、喪中はがきにも向いていると言えるでしょう。
光に反射しにくいため、文字だけの喪中はがきもしっかり見やすい仕上がりにしてくれます。色味全体が少し沈んだような印象の仕上がりになっていますので、落ち着いた、マットなイメージにしたい喪中はがきにはマットコート紙がおすすめです。
コート紙と比較するとやや黄味がかった紙になっているので、カラー印刷の際は仕上がりイメージと差異が生じる可能性もあります。鉛筆で書き込んだりスタンプを押すことも可能なのがマットコート紙の特徴となっています。
なめらかで美しい仕上がりが特徴的なアートポスト。光沢感があり、再現性が高く、写真の印刷にも向いています。写真、イラストを美しく印刷したい年賀状には向いていますが、文字とささやかなイラストだけのような喪中はがきには少しもったいないかもしれません。鉛筆での書き込み、スタンプには不向きですが、マジックでの書き込みには向いています。
喪中はがきは、相手が年賀状を用意する前に出すのが基本的なマナーです。相手が年賀状を用意してから、また送ってから喪中はがきを出してしまうと、入れ違いになったり相手が準備した年賀状が無駄になってしまいます。
また、気を使わせてしまうことにもなります。年賀状の用意は12月中旬から始める業者や家庭が多いので、少なくともそれまでには喪中はがきを出す準備を整えておきましょう。12月上旬には出しておくことをおすすめします。
喪中はがきは、基本的に毎年年賀状を送り合うような関係の方に送ります。この1年で親しくなった方に送る場合にも喪中はがきは送っておくようにしましょう。
身内に不幸があったことを知っている親族などには、送る必要はありません。ビジネスシーンで取引した方にも喪中はがきを送るのがこれまでのマナーでしたが、最近は目上の方に気を使わせる、公私を混同しているという考えから通常のように年賀状を出すという方も多くなってきています。
身内の不幸が年末に起こり、バタバタしていて喪中はがきを出せなかったというケースもあります。このような場合はギリギリに喪中はがきを出すのではなく、1月に入ってから「寒中見舞い」としてお知らせを送るのがマナーです。
急に喪中になってしまったことと、年賀状を頂いたことへのお礼を内容に含めるようにするといいでしょう。寒中見舞いは、1月7日の松の内が明けてから送るのが一般的なマナーとなっています。
喪中はがきを送る際に注意すべき文面、含める内容、含めるべきでない内容についてご紹介いたします。印刷会社のテンプレートを利用せず文面を作る場合は、喪中はがきの印刷を依頼する前に、一度このような内容にも目を通しておきましょう。
まず、喪中であることを分かりやすく伝える必要があります。喪中なので年賀状を出せないこと、新年の挨拶を遠慮する旨の文章も入れておくのが一般的です。「年賀」という言葉を避け、「年頭」「年始」「新年」といった言葉を選ぶようにしましょう。
誰がいつ亡くなったのかという詳細についても記載しましょう。このとき、亡くなった方との関係は夫から見た続柄を記載するのが一般的です。年齢は数え年で記載するようにしましょう。
最後にこれまで故人がお世話になったことのお礼、挨拶、相手の健勝を祈る文面を入れて締めくくります。近況報告などは書かず、シンプルにまとめるのがマナーとなっています。他に何か伝えたいことがあるような間柄の方には、別途手紙やメールなどで連絡をするようにしましょう。