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ここでは、DM印刷を依頼する時におすすめの印刷会社を掲載。価格や特徴、DM印刷のポイントなどをまとめています。
ダイレクトメールは商品案内やカタログなどその内容は多岐に渡ります。
印刷会社によっては、印刷から投函まで全てサポートしてくれるプランがあるので、チェックして欲しいと思います。
印刷通販でDM印刷を依頼する際に、安くて高品質な仕上がりで評判の会社を3つ厳選してみましたので、それぞれのサービスを比較してみてくださいね。
DM印刷を大判はがきサイズの光沢紙(アートポスト)180kgの片面フルカラー印刷で100枚依頼した場合の最安値と納期、用紙の種類でピックアップしています。
価格 | 3,420円(送料込) |
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用紙 | 18種類(上質2種・アートポスト2種・マットコート2種など) |
納期 | 7営業日(土日祝を含む) |
価格以上の高クオリティにこだわり、他社よりも価格が高い印刷アイテムがあれば業界で唯一価格保証を行っているので安心。全国にある自社工場で徹底した管理体制のもと印刷を行っているので、品質面でも高い信頼を得ています。 |
価格 | 3,730円(送料込) |
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用紙 | 6種類(アートポスト2種・マットコート2種・上質2種) |
納期 | 7営業日 |
新たな生産設備を導入することで、低価格を実現!熟練の職人がひとつひとつ丁寧に仕上げてくれる品質の高さも評判となっています。 |
価格 | 4,070円(送料込) |
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用紙 | 30種類以上(コート7種・マットコート4種・ケント2種など) |
納期 | 7営業日(土日祝を含む) |
独自の印刷システムが人気で、24時間年中無休で印刷対応してくれます。取り扱っている用紙の種類がとにかく豊富でプロの方から一般の方まで幅広いユーザーがいます。 |
紙の質によって、DMを印刷したときの印象が変わるのでしょうか。ここでは、「上質紙」「コート紙」「マット紙」の3つの用紙について解説します。
上質紙は、コピー用紙にも使われている用紙です。用紙に詳しくない人も聞いたことがある用紙の名前ではないでしょうか。この用紙を利用してDM印刷をするのは、重さによっては適していません。
上質紙の70kgを使用する場合は、軽いためDMには向いていません。また、画像を使用しているDMには上質紙は避けた方が無難です。
なぜなら、画像が暗く印刷されるからです。文字だけの申込用紙や挨拶文のみが書かれているDMは、上質紙を利用すると文字が見やすいメリットがあります。
コート紙は、厚紙のことを指します。主にパンフレット・ポスター・カレンダーと数多くの印刷物に使用されている用紙です。こちらのメリットは、画像と文字が見やすいことです。
どちらかと言えば、文字だけではなく画像が多いDMであれば、鮮やかな状態に印刷が可能です。ただし、申込用紙や書き込みが必要なDMには向いていません。素材がツルツルしているので、ペンで書けません。
マット紙は、会社のパンフレットに使われる用紙です。就職活動でパンフレットをもらった人は質感が分かりますよね。光沢は、マット紙よりもおさえめに作られています。
高級感があってペンでの書き込めるのがメリットです。高級ホテルやパーティーのキャンペーン用DMにオススメです。コート紙よりは、カラー印刷の再現性がありません。写真の多いDMはコート紙を使用するのがベストです。
DMに用いられる形式として最もポピュラーなタイプ。普段から目にしていること、宛名が明記されていることから、抵抗を感じることなく受け取ってもらえます。DMを扱うのが初めてという人におすすめです。
厚みのある上質紙やアートポスト、ハイマッキンレーポストなどが適しています。
コピー用紙としてなじみのある上質紙ですが、郵便ハガキ以上の厚みがあれば、ポストカードにも使えます。
コート紙の一種で、ツヤツヤでマットな質感が特徴。写真を美しく見せることができるので、写真をメインとする内容のDMにぴったりです。
アートポスト以上に高級感のある色鮮やかな仕上がりが可能で、ことのほか写真の美しさは格別。ツルツルの触感なので、スタンプを用いた内容には不向きです。
普通サイズのポストカードをひと回り大きくし、さらに縦に長くしたもの。存在感とサイズの大きさから、デザインを工夫したりおまけを付けたりするなどのさまざまな融通が利きます。
通常のポストカードよりもサイズが大きい分、厚みが必要になります。適しているのは、OKマットポストやミラーコートゴールド、コート紙(厚紙)やアートポストなどになります。
ツヤ消し加工がなされた、エレガントな雰囲気の紙。派手な雰囲気になりがちな大判ポストカードを落ち着いた印象にしたいならこちら。
名前が示すように、鏡にも似た強い光沢が特徴。手書きもできるので、大判ポストカードに備わった自由度の高さを発揮できます。
表面に光沢を持たせるよう、特殊な薬品を塗った用紙。厚めのものにすることで、サイズが大きめの大判ポストカードでも安心。
マットでツヤのある質感から、写真を鮮やかかつ美しく見せることが可能。写真を大きく扱える大判ポストカードにぴったり。
特殊なのりを塗り、圧力をかけることで封をするはがきのことで、二つ折りの場合は左右のどちらか1カ所を接着します。大きさは通常のポストカードと同じで、掲載できる情報量を大幅に増やすことができます。
圧着はがきの弱点である、水分を防ぎやすい紙が適しています。コート紙やマットコート紙などがそれに当たります。
コート剤と呼ばれる特殊な薬品が塗られているので、水に弱い圧着はがきでも安心して使えます。紙自体も上質紙なので、見た目の良さも期待できます。
コート紙と同様、表面を特異な薬品でコーティングした紙。ツヤがなく、手に吸い付くような感触で、上品な雰囲気を出すのに向いています。
2つの開封箇所を持つはがきで、二つ折り圧着はがきよりも多くの情報を掲載できます。圧倒的な掲載スペースを持っているので、自由度は最も高いといえます。逆に、必要な情報が埋もれがちになってしまうので、メリハリのあるデザインを心がける必要があります。
コート紙やマットコート紙などが適しています。いずれも水分によるダメージから守ることができます。
表面にツヤがあり、手触りがなめらか。フルカラーの発色が良いので、写真を活かした内容に幅広く使えます。
手触りが良く、上品な質感が特徴。表面を薬品で覆っているので、水に弱いという圧着はがきならではの弱点を克服できます。
DM印刷はA4サイズからはがきタイプのものがあり、掲載する情報量によって大きさを選ぶことが可能です。
印刷会社の中には商品カテゴリの中にDM印刷というジャンルがない場合もありますが、以下の項目で記載されていることが多いので確認してみてくださいね。
せっかくお金をかけて印刷するのですから、できる限り宣伝効果の高いDMにしたいもの。そのためのポイントをいくつかご紹介しましょう。
DMは、まず手にとってもらえなければ始まりません。そのためには、たくさん届く郵便物の中でも目立つように工夫する必要があります。
ハガキならば、郵便はがきよりも大きいサイズにしてみてはいかがでしょうか。もちろんその分、郵送料がかかってしまいますが、目にとまる率が高くなります。さらに情報量も、通常のはがきよりも多くなるという利点があります。
配色を工夫してみるのもいいでしょう。赤と緑、青と黄色といった正反対の色を組み合わせて使うと、派手で目立つようになります。反対に、青と水色と緑といった同系統の色でまとめると、統一感のある上品な色使いになります。
商品やサービスをアピールする魅力的なキャッチフレーズをつけるのもおすすめです。魅力的なキャッチフレーズといっても、難しく考える必要はありません。
コツとしては、「今だけの」「数量限定販売」「あなただけに」といった、何らかの区切りを入れ込むこと。今でなければ手に入らないと煽ったり、優越感をくすぐったりすることで、お客様にアクションを起こさせることができます
優越感をくすぐるには、DMを受け取った人だけの特典をつけるのもいいでしょう。「このハガキを持参した方は5%オフ」といったパターンにすると、DMの効果がどのくらい上がっているかも分かります
さらに、魅力的なキャッチフレーズは、ぱっと見ただけで目に飛び込んでくるような大きな文字にしておくと効果倍増です。
DMを目立たせるポイントは、色合いやキャッチフレーズといった視覚的なものだけではありません。じつは手で触れたときの感触も重要なのです。
同じサイズ、同じデザインのはがきでも、薄っぺらい紙だと安っぽく感じてしまいます。すると「大した内容ではないだろう」と考えてしまいがちです。
つるつるとした手触りのコート紙や、しっとりとした質感のマットコート紙を使うと、高級感を出すことができます。
剥がして中を見る圧着はがきもおすすめです。じつは、圧着はがきを剥がすときの感覚が好きだという人も少なくありません。圧着はがきなら普通のはがきよりも重量感がありますし、同じ郵送料で2倍の情報量を詰め込むことができます。
封筒で送るタイプのDMなら、ミシン目加工をして開けやすくするという方法もあります。これも圧着はがきと同じく、ミシン目を開くときの快感が味わえるため、中を見てもらえる確率が高まります。
封筒の中に、サンプルのような立体的なアイテムを同封するのもいいでしょう。何が入っているのかという興味をそそることで、開封をうながすことができます。
せっかくお金をかけてDMを送るのだから、できるだけたくさんの情報を伝えたいと思うのは当然のこと。でも、あまり内容を詰め込みすぎると、文字が小さく読みにくいDMになってしまいます。
「DM程度の大きさでは、伝えたいことをすべて載せるのは不可能」だと諦めることも肝心です。ほかにも伝えたい情報があるなら、DMにQRコードやURLを記載してWebページに誘導するのもひとつの方法です
DMの役割は、今まで商品やサービスを知らなかった人に、その存在を伝えること。伝えたい内容はWebページで紹介するといった形で役割分担をはっきりさせたほうが、結果的に多くの情報を伝えられる可能性があります。
さらにDMと連動したWebページに誘導することで、どの程度のレスポンスがあるのかの判断ができるという利点もあります。
DMにどういう効果を期待しているのか、はっきりさせることも大切です。
「まだこの商品やサービスを知らない人に、存在を知らせたい」というのと「すでに知っている人にリピーターになってほしい」というのでは、伝える内容も変わってきます。
そのほかに、「すでに顧客となっている人に、もっとお金を使ってほしい」という場合でも変わってくるはずです。
DMに限らず、広告の基本はターゲットを明確にすること。どんな層に届けたいのかをはっきりさせることで、より効果的なDMが作れるはずです。